むずかしいことは分からない

年に2回くらいしか映画を観ない人間が、動画配信サイトで観た映画を記録します

「ラ・ラ・ランド」

ラ・ラ・ランドを観ました。

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年代:2017

国: アメリ

監督:  デイミアン・チャゼル

媒体:hulu

 好き度:★★★

 

もうhuluで観れるようになってました。ララランド。話題になってたのが記憶に新しいからてっきり今年の映画かと思ってたけど、これはもう既に去年のやつなんだね。

時が過ぎるのは早いねえ。

 

早速やけどこれ後半からの切なさやべえよね。

実は2回に分けて観たんですけどね。

 

その日なんか疲れてたのもあったんですが、若干退屈に感じてしまい、もしかするとこれはあんまり私の好みじゃないやつかな?って思って。

だいたい1時間くらい、キリの良いところで止めてそのまま寝てしまって、別の日に後半を見たんですけどw

後半1時間の加速度エグいよね??

切なさの応酬が…

 

内容はあれですね、アーティストというか、夢追い人同士の恋のお話という感じでしたね。

個人的には、ハッピーエンドだと思いました。

結果的に恋物語としては非常に切ないけど、2人とも結果的に夢は叶えてるもんね。

 

私が印象に残ってるのはやっぱり「SEB'S」で偶然再会した2人のシーンね、

セブがミアに気付いて「welcome to SEB'S.」って言うところからもう涙ドバーでしたが、

そこからミアが店を出る前に振り返った瞬間の、2人が目が合って微笑むシーンまでね。クソ泣いた。もうほんとこの表情泣かずにはいられないね。切ねぇーーー。

 

恋物語とは別で、夢を追う2人の様子見てると、現実ってまじで厳しいよね…っていう。

ほんとにやりたい事とは別のことをやってお金を稼ぐ事が「大人になる」ことだとか、夢を諦めて実家へ帰っちゃうとかね…あるよね…これは…きっとあるあるなんよね…

そんな環境下の男女2人が恋愛をするのはやっぱり難しいのかな…って思ったりね…

セブの焦がしたケーキが悲しかったよ。

 

わたしは夢を追ったことがないけど、やっぱそういうのが見てて辛くて、最後は本当に報われてよかった、みたいな気持ちになりましたね。

 

それにしてもセブ、いい奴すぎるでしょ!って思ったりもした。

2人とも、幸せになってくれ!と願っているうちに映画終わってました。

 

終わり

 

 

 

「ユージュアル・サスペクツ」

ユージュアル・サスペクツを観ました。

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年代:1995

国:  アメリ

監督:  ブライアン・シンガー

媒体: hulu

好き度:★★★★

 

まあ、こりゃすごいわ、な映画でした。

 

そもそもなんですけどタイトルね。

 

usual→通常の、いつもの

suspect→容疑者

usual suspect→容疑者としていつも名が挙がる人、札付き

(英辞郎 on the webより)

 

どんな洋画を観るのでもそうかも知れないけど、タイトルの意味を分かってるのと分かってないので、理解するスピードが変わるなと思った。

 

最初にユージュアル・サスペクツ(前科者達)が集められて、取調べのために面通し(顔見せ)させられるんですけど。

 

まず前提として、一度前科が付くと、なにか事件が発生したさいに収集をかけられて、面通しさせられるんですね。実際は何も事件と関係がなくとも。

で、今回はそういう5人が一挙に集められたというのが物語の始まりでした。

 

まずそこがよく分かっておらず、(もちろんセリフから説明もあるのだけど)「この5人は??なぜ集められたの???そしてなにをしてるの????」という感じでした。

更に時系列も結構バラバラだったりするのと自分の物知らず具合の相乗効果で、まじで意味が分からないまま物語が進む羽目になりました。もはや前半はほぼほぼ分かってなかったよね。

 

それでもコバヤシという弁護士が登場してからの後半は急展開で、分かってない私ですら何が起こるのかというドキドキでちゃんと面白かった。分かってなくても面白い。これはすごい。

 

最後はいわゆるどんでん返し、にあたる結末でした。

 

ラストのマグカップが割れるシーンと、FAXが届くシーンは、ゾッとするねー。

 

観た後はちょっと色々と調べて、次の日の朝に2回目を観て、分からないままみてた前半の謎を解消させました。

いやー、面白かったです。

あと調べてる間にかっこいいポスターを見つけたので。

ちょっとネタバレになるかもですけど。

 

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「ミッドナイト・イン・パリ」

ミッドナイト・イン・パリを観ました。

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年代:2011

国:  アメリ

監督:ウディ・アレン

 媒体:hulu

 好き度:★★★★★

 

めちゃくちゃお洒落な映画だったわ。

アメリカ人の小説家が結婚旅行で訪れたパリでひょんなことから憧れの時代にタイムスリップするお話。

 

とにかく街の様子がこれでもか!というくらいにはお洒落。とにかく観ていてときめくし、楽しくていいね。

当時のレジェンド達がぞろぞろと出てきて主人公がすんごいテンション上がる様を見るのはワクワクして面白かった。(自分はゴッホ、ダリくらいしか分からなかったけど)

 

雨の日のパリを、一度は歩いてみたくなる映画でした。

 

「グッドウィル・ハンティング」

グッドウィル・ハンティングを観ました。

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年代:1997年

国:  アメリ

監督:  ガス・ヴァン・サント

媒体: hulu

好き度:★★★★

 

過去のトラウマから心を閉ざした主人公と、それに向き合う事になった教授、2人のやりとりの中でお互いが心開いていく様がめちゃくちゃいい。

主人公が自分の弱さというか、辛さみたいな、そういうのをやっとこさ認めて素直になれたみたいな。その瞬間、2人が抱き合うシーン、良かったな…

 

あと地味に主人公の友達もすごくいい奴。

いい映画だったー。

「パディントン」

パディントンを観ました。

年代:2014

国:  イギリス/フランス

監督:  ポール・キング

媒体: hulu

好き度:★★★★

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未開拓地ペルーで災害に会い、殆ど孤児のような状態になってしまい、昔ペルーに来た冒険家との再会と、これから生きる場所を探し求めてイギリスへやってきたくまの物語でした。

 

・イギリス人が残したレコードのおかげで、くまが紳士的なふるまいを覚えて英語が流暢に喋れるという設定

・ただし基本的にみんなクマが喋れる事実には不思議に思ってない


パディントンがイギリスで宿探しするんですけど、誰からも助けられなかったり、

やっとこさ受け入れてくれた家族にも厄介者扱いされる感じが結構リアル。居場所もどんどん端に追いやられていく様が可哀想

(移民問題を重ね合わせてるというのは後から調べて知った)


パディントンが(偶然ながらも)良い行いをしていくうち、少しずつみんなから認められていく。

・くまをきっかけにだんだん一つになっていく家族の様子が良い。特に厳格なお父さんの変わりよう。とても可愛い。

・たまに挟まって来るバンドが良い(移民問題の流れでカリプソの歴史的背景も後から知った)

・ずっと帽子の中にジャムパン入れてるヤバさ

 


パディントンがただただ可愛いだけの映画じゃなかった驚き。面白かった。

「追憶の森」

追憶の森を観ました。

年代:2015

国: アメリカ

監督: ガス・ヴァン・サント

媒体: hulu

好き度:★

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自殺しようと思って樹海に来たアメリカ人のおっさん(マシュー・マコノヒー)が、樹海の中で血みどろになったおっさん(渡辺謙)と出会う所から物語は始まります。


まず血みどろのおっさんなんですけども。

どうも会社で窓際族的な扱いをされて、ここに来たと。樹海の中で彷徨って、ボロボロの状態なんですけど。

画面の中の渡辺謙がダンディすぎて、そんな理由で死を選ぶようなおっさんに見えない。

ほんとに風貌から感じる社会的弱さ?まじでゼロよ…喋り方もなんかダンディな感じで全然しっくりこねぇ…


で、アメリカ人のおっさんの自殺の理由なんですけども。

まず自殺の理由は妻に先立たれたこと。うん分かる。そりゃあ愛する人に先立たれるのはショックだもの。ただその背景がね。


その妻との関係は非常に最悪なものだったようで、毎日喧嘩。家の中でグラスとか投げて割るレベル。で、離婚すらしかけていたと。


ただある日妻に脳腫瘍が見つかり、手術を前に突然死に向き合った二人は、お互いの事をもっと考えていれば…と後悔するようになります。

で、手術は成功して、帰り道、喜びと共に二人が電話で話してる最中に妻が乗る救急車の交通事故で、亡くなってしまうというね。そのショックにより自殺を考えて樹海に行くという流れなんですけど。


なんていうか、そもそも夫婦が本当に愛し合ってたってことがあんまり感じられなくて、いきなり樹海で自殺すると決めた主人公のおっさんの行動に、なかなか共感しづらかった…


それと最後に渡辺謙の正体が分かる(本当は妻だったというオチ)なんですけど、何で?っていう……

窓際族の設定はなんなん?


なんか「ちょっと不思議ないい話」みたいな感じで終わったけど、わたしには総合的に良く分からん映画でした。

 

 

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」

ウルフ・オブ・ウォールストリートを観ました。


年代:2014

国: アメリカ

監督: マーティン・スコセッシ

媒体: Amazon prime

好き度:★

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ウォール街に生きる男の物語でした。

 


株式のブローカーとして就職し、順風満帆なスタートを切る主人公(レオナルド・ディカプリオ)なんですが、

しばらくしてすぐに株価大暴落により無職になり、新しい証券会社を設立するところから物語は始まります。

 


新しく始めた証券会社なんですが、

学のない野郎共を勧誘し、セールストークを完璧に覚えさせ、株の知識のない人間にクソみたいに安い株式を高く売るまさにぼったくりみたいな商売。

ただこの主人公の青年がものすごいやり手で、凄い勢いでどんどん会社が繁栄していきます。

 


入社希望者は溢れんばかりなんですが、ほぼ全員馬鹿なので会社の中でセックス禁止令が出るほど無秩序。

あと出てくる人間、全員ドラッグ大好き。

 


まあそんな感じで、途中からセックスとドラッグ、あと雑言罵倒シーンの嵐が続くんですけど、よもやその嵐がわたしにはだんだん単調に思えるほどでした。


結局、1時間と少しで飽きたので最後まで観ませんでした。

 

おわり