「LEON」
LEONを観ました。
年代:1994年
国:アメリカ/フランス
監督:リュック・ベッソン
媒体:Amazon prime
好き度:★★★★★
少女が殺し屋のおっさんと出会い、ふたりがタッグを組む物語でした。
少女は訳あって家族全員失ってしまうんですけど、その時に同じアパートにいた殺し屋のおっさんに助けてもらうところから物語は始まります。
まずね、少女(ナタリー・ポートマン)の見た目よ。いやほんとまじクソかわいい。
あどけない感じに腹出しルック、首元にチョーカー、ばっさり切りっぱなしの黒髪ボブがパンキッシュでガーリー。最高です。
で、殺し屋のおっさん(ジャン・レノ)。このひとも、めちゃくちゃかっこいい。
暗殺の天才なんですけど。
ニット帽に丸眼鏡、ロングコートが似合う似合う。何一つ無駄のないかっこよさ。最高です。
ちなみにニット帽については私のような一般人が被れば一瞬で水泳帽になり兼ねない、かなりのハードル高めのやつをさらりと被りこなされておられます。
ジャン・レノ、恐ろしきかな…
2人はタッグを組んで殺し屋を始めます。生活も共にします。
せっせとおっさん用の牛乳を買ってくる少女、かわいい。
2人、年齢の差もあるんですが、そもそもの性格とテンションの差ね。「おじさん、もうタジタジやわ…」みたいなのが、ひしひしと伝わってきてめっちゃ良いですね。
けどおっさん、最初から最後までかっこいいんすよね…
セックスは出来ずとも、確実に2人の間には愛情が芽生えていて、そこが切なくて最高でした。
おわり
「トゥルーマン・ショー」
トゥルーマン・ショーを観ました。
年代:1998年
国:アメリカ
監督:ピーター・ウィアー
媒体:hulu
好き度:★★★★
一言で申し上げると設定がやべえ。
主人公の男(ジム・キャリー)、ごく普通の人当たりの良い感じのサラリーマンなんですけど、実は彼が生まれたときから全てテレビ番組として生活、いやもはや人生そのものが放送されてるんですよ。なんと街は全てセットで、関わる人間は全員役者。起こる出来事は全てあらすじ通り。え、伝わる?これ?
もちろん全て彼に秘密で番組は放送されてるんですが、あるときから主人公が「なんかおかしない?」ってなって、秘密に気付いていくっていう話です。いやこれ設定がやべえ。(2回目)
これ、主人公と一緒に観てる側もその街のからくりがどんどん分かっていく感じがめちゃくちゃ気持ち悪いというか。特に妻がココア紹介するシーン、あの気味の悪さったらないよね。
主人公の妻や親友たちも仕事の一環として主人公と結婚したり友達になったりしてる訳ですけど、現実的に考えるとすればそのあたり、周りの人間の精神の方が狂いそうじゃないですか?
まあ最後のシーンは泣いたよね。やっぱもうなんか切なくてね…最後まで演じきる主人公。気持ち考えたら泣いちゃうわ。
おわり
「パルプ・フィクション」
パルプ・フィクションを観ました。
年代:1994年
国:アメリカ
媒体:hulu
好き度:★★★
一言でいうと、ヤクザの日常、といったところでしょうか。
ヤクザというか、アメリカなので彼らはギャングと言うんですかあれは?
暴力と薬物だらけの超ハードボイルド日常系。
ギャング1(ジョン・トラヴォルタ)とギャング2(サミュエル・L・ジャクソン)が中心の物語なんですが、1つの会話に対し、1fuck。スラングの嵐をこんなに頂きましてどうもありがとうございます。
ここであのシーンと繋がるのか~という構成になってて面白かった。
ボスギャングの妻(ユマ・サーマン)ね、紗羅マリーの元祖って感じですね。その女が薬物をODして鼻血出すシーンがあるんですけど、その白目になる瞬間がなんかめちゃくちゃかっこいい。
と思ったら割と画像検索でトップに出てきました。
この映画の中で有名なシーンなんですね。
いやー、美人の鼻血はかっこいいんですな。勉強になりました。
「羊たちの沈黙」
「羊たちの沈黙」を見ました。
年代:1991年
国:アメリカ
監督:ジョナサン・デミ
媒体:hulu
好き度:★★★★
主人公の女(ジョディ・フォスター)はFBIの実習生ながら、任務として連続殺人事件の真相を追うため、事件解決への鍵を握っていると思われる元精神科医の囚人(アンソニー・ホプキンス)と面会するところから物語は始まります。
精神科医の囚人はとにかく人が目を離した隙にすぐに人を殺してしまうというマジのヤバい奴なので、刑務所の中でもかなり厳重に管理されてるんですが、医者としては恐らく一流で人を分析する能力がすごい。
初めて面会したときの主人公の女も幾つか会話を交わしただけで即座にバックグラウンドを言い当てられ、「くやしいけど当たってるわ・・グギギ・・・」みたくなってた(はず)。
面会を重ねるうちに主人公の女が精神科医の囚人を相当頼るようになっていくのが面白い。
なんかもう最後の方なんて、主人公の女が精神科医に対して「(殺人犯の事を)教えてよ!!!!!」みたいにだいぶ乱暴な感じになるんですが、
いやこれ家族かカップルの間柄ぐらい気心知れてないとこの言い方出来んくない?っていう。
言葉だけじゃなくて、2人の肉体的なやり取りにもドキっとする瞬間があって、そこに私は限りなく恋愛感情に近いものを感じました。
精神科医の囚人がいかんせん魅力的で、なんか言葉に表せないけどかっこいいんですな…
すごい面白かった〜
「ショーシャンクの空に」
映画「ショーシャンクの空に」を観ました。
年代:1994年
国:アメリカ
監督:フランク・ダラボン
媒体:hulu
好き度★★★★
殺人罪で刑務所に長い間ぶち込まれた男の、刑務所内での物語。
主人公の男(ティム・ロビンス)、職業は銀行の副頭取という紛れもないエリートなんですが。ある日浮気してた妻とその間男を殺人した罪で逮捕されて、刑務所へ入るところから物語は始まります。
そしてこれは後に分かるんですけど、妻を殺したのは結局全然違う男だったんですよ。
刑務所内の人間は全員が「自分は無罪だ」と主張するんですが(会話中のジョークとして描かれている)この主人公だけはマジモンの無罪だったと。つまり冤罪でしたっていう、非常に可哀想な男の話であります。いやいや、こんな酷い話あるか?
そんなかわいそうな主人公ですが、持ち前の頭の良さと元一流銀行員としての実力を遺憾無く発揮し、刑務所内で仲間をつくり、上層部からも一目置かれていくという。刑務所内にも改革を起こしてくその様がめっちゃ面白い。
刑務所内では歳の離れた男(モーガン・フリーマン)と特に仲良くなるんですが、この2人のやりとり、雰囲気が穏やかですごくいい。なんか人間と人間が好き同士になるのってこんな感じだなという。
ちなみに最後、主人公がそれはそれは色んなもんを全て見事に回収していくんですけど、めちゃくちゃかっこいいし、痛快。まじでこの主人公の圧倒的強さよ。まじこいつすげえよって思った。実際こういう人間が社会を動かしてるんですよね。うんうん。
2人の友情にウルッとくる終わり方。良かった。
おわり