「ショーシャンクの空に」
映画「ショーシャンクの空に」を観ました。
年代:1994年
国:アメリカ
監督:フランク・ダラボン
媒体:hulu
好き度★★★★
殺人罪で刑務所に長い間ぶち込まれた男の、刑務所内での物語。
主人公の男(ティム・ロビンス)、職業は銀行の副頭取という紛れもないエリートなんですが。ある日浮気してた妻とその間男を殺人した罪で逮捕されて、刑務所へ入るところから物語は始まります。
そしてこれは後に分かるんですけど、妻を殺したのは結局全然違う男だったんですよ。
刑務所内の人間は全員が「自分は無罪だ」と主張するんですが(会話中のジョークとして描かれている)この主人公だけはマジモンの無罪だったと。つまり冤罪でしたっていう、非常に可哀想な男の話であります。いやいや、こんな酷い話あるか?
そんなかわいそうな主人公ですが、持ち前の頭の良さと元一流銀行員としての実力を遺憾無く発揮し、刑務所内で仲間をつくり、上層部からも一目置かれていくという。刑務所内にも改革を起こしてくその様がめっちゃ面白い。
刑務所内では歳の離れた男(モーガン・フリーマン)と特に仲良くなるんですが、この2人のやりとり、雰囲気が穏やかですごくいい。なんか人間と人間が好き同士になるのってこんな感じだなという。
ちなみに最後、主人公がそれはそれは色んなもんを全て見事に回収していくんですけど、めちゃくちゃかっこいいし、痛快。まじでこの主人公の圧倒的強さよ。まじこいつすげえよって思った。実際こういう人間が社会を動かしてるんですよね。うんうん。
2人の友情にウルッとくる終わり方。良かった。
おわり